Entries
2008.10/24 [Fri]
リッチな生活パート4

カボスです。たくさん頂いたのをザルに入れ、香りや色を楽しんでいます。
10月22日の私は、ちょっと気持ちが凹むことがありました。その時は私は近くの大通りを歩いていたのですが、ふと、知人の家の前を歩いていることに気が付きました。その人は、前にやっていた仕事の職場の先輩で、年齢も20才って言ったら叱られそうですが、そのぐらい上の方です。。前に会ったのは、確か・・・・イギリスのお土産を渡すためにみんなでららぽーとで食事をした時だったので、ほぼ一年ぶりです。
ふら〜っと彼女の家に吸い寄せられてしまいました。
一年ぶりなので、話すこともたくさんありそうですが、なにげに甘え上手な私は(たぶん)、たった今あったばかりの気持ちが凹んだ話しかしませんでしたね。
慰められたり、激励されたり・・・・
あっという間に元気が出ました。
彼女の話。
「去年は一年目であれやこれやで忙しかったんだけれど、今年はそれがないじゃん。何にもヤル気がしないんだよ。気力がないって言うか。あんちゃんが、あれやれこれやれっていろいろなものを買ってくるんだけど、やりゃあしないんだ。」
一昨年、彼女は20年近くも脳梗塞か何かで寝たきりになってしまった夫を見送りました。あんちゃんは、そんな母親をずっと見守ってきた優しい一人息子です。
座っている間に、玄米にいろいろ入ったおにぎりや手作りの漬物、ひじきなんかを次々出してくれて、最後はフライパンに細かいお餅を入れ、ピザのように焼いてくれてお腹がいっぱいになってしまいまいた。(それって、目から鱗です。)
「映画とか見ないの?」と私。
「この前、『ポニョ』と『おくりびと』を見てきたよ。」
「泣いた?」
「父ちゃんを見送る前に見たかったなぁ。」
「あんた、また何処かに行かないの?」と、彼女。
「そんなに簡単には行けないのよ。今年は小口にお芝居と映画ばっかりよ。」
「芝居って、高いよね〜。」
同感、同感、同感です。ちょっと驚きです。そんな反応が返ってくるなんて・・・
「何か観たの?」と私。
「『ライオン・キング』がもの凄くて、その後観たものは何か物足りないんだよ。」
「その後って?」
「『ウィキッド』とか・・・森光子の、ええとあれは・・・」
「ちょっと〜、『ウィキッド』は良くなかった?あたし、泣きまくってきたよ〜。」
あの「ウィキッド」を物足りなく感じさせる「ライオン・キング」ってどんだけ〜!
「そのお芝居を誰と観に行くの?」
「あんちゃん。チケットとかみんな取って連れて行ってくれるんだよ。一人じゃチケットも買えないし、劇場までだって迷っちまう。」
「うん。『ウィキッド』を見に行った時、迷っちゃって大変だったわ。」
何にもヤル気がしなくて、テレビばっかり見ていて昼寝ばっかりしていると彼女は言うけれど、違うじゃない。持つべきは、優しい息子。それに勝る財産はないということなんでしょうね。
ふと、年齢を聞きなおしてしまった私。
つい最近知り合いになった人とまったく同じ。
彼女は言う。
元気でいる秘訣。貧乏であくせく働くことだよ。後、ずっと金勘定をしているやつは、ボケずに元気だよ。働かなくても良くなって、世話をする家族もいなくなると、家事も あくせくやらなくていいだろう。本当にガタってくるよ。
フムフム・・・
「あんた、仕事止めるんじゃないよ〜。」
ドキッ、ドキドキ・・・
教訓 生き生き暮らす秘訣。「貧乏暇なし。」
私の生活は理想の生活だったということが分かりました。


管理人のみ閲覧できます