梢は歌う

風のように人生を通り過ぎていくだけ。  そんな風にも、日々の何気ない暮らしが  ある。 これは、そんな「風のしるし」です。

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暗い森の中を

 今、落ち込み中。それで、この日常日記を書くこっちに足と言うか気持ちが向かない。でも、私は落ち込みだすと、それが日常になってしまうほど長いので、その気持ちを無視して、たまには書いてみよう。

 先日、うちに来ている子供が
「なんで、今日はそんなにテンション高いの~?何かいい事あったの~?」と聞いてきた。

―それはね、今の私の気持ちがクラーイクラーイ森の中を歩いているようなものだからさ。夜の森を知っている?暗いなんてもんじゃないんだよ。明かりははるか上空にある月明かりだけなんだよ。その明かりも生い茂った木々の間からしか見えないの。

なかなかツボの心象風景だなと思ったら、どうもこういう話は子供にも嵌ってしまうらしい。最初の質問は何処に行ってしまった。

「それでね、」
と、続きを奪っていってしまう。
「良く、目を凝らすとさ、そこには何かがぶら下がっているんだよ。」また別の子供。
「そう、それはね、狼に襲われた旅人なんだ。」
「村人か」
「それで、血が滴り落ちているの、ぽたーり、ぽたーり・・」
「遠くで、狼がないているの。」
「先生はそこに立っているんだよ。きっと同じ運命だ。」

これは一人の会話ではない。こういう話はみんなで盛り上がる。この文を見て、どう思うだろう。残酷?今時の子供は・・とか。
子供は天使ではないが、悪魔でもない。この話に参加した子供達は、一瞬だが森の暗さ、底に吹く風の冷たさ、天空に輝く月の光を垣間見たかも知れない。
でも、私は突っ込まない。いろいろな学年の子供がいて、精神的レベルが違うからと言うのもある。
「キャー」とか「まったく~」「コワーイ」とか言っている。
子供は、擬似世界の中で私をやっつけた気になっているのだ。


だけどね、狼は人を木に吊るすことはしない。
君が狼の遠吠えなんかに気を取られていると、本当の敵は実は背後に立っている・・・
と、なるんだよ。まだまだ、甘いね。

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Author:kiriyseikan
kiriy です☆☆

メインブログは「森の中の一本の木」

「題詠blog2012」に、吉里(きり)と言う名前で参加します。

ここでは他に「ツイッターのお纏め&日記」
「ベランダ日記」「野の花・道端の花」などが中心です。
ツイッターの纏めでは、主に朝ドラ「カーネーション」の感想等を呟いている事が多いです。

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