梢は歌う

風のように人生を通り過ぎていくだけ。  そんな風にも、日々の何気ない暮らしが  ある。 これは、そんな「風のしるし」です。

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墓守は何をしていたのだろう

 墓守と言っても、お寺の管理者のことを言っているのだけれど、昨日お彼岸なので墓参りに姑とだんなと三人で行った。遠景でも、いつもと違うお墓の光景が目に飛び込んできた。何かが違う。何が・・・。近づいてはっきり分かった。8月のお盆の時の花が、枯れ果てたままそのまま放置してあったのだ。その一部は風に舞って、墓の違う所にこびりついていた。途中で残ってしまっていた線香もそのまま。墓の前には風に寄せられた土ぼこりがコンクリートを覆ってしまっていた。
まだ、墓参りに来ていないところのお墓はみんなそうだった。
ゴミを捨てに行くとゴミ捨て場もそのままだったらしくて、花々の腐った匂いがした。

こんな状態を初めて見た。完全に一ヶ月放置の墓地。枯れた花が水が既に蒸発してしまった花瓶の奥底にこびりついてしまったために、水汲み場が長蛇の列になってしまった。こんなことも初めて見た。

「何かあったのかしらねえ。」と三人で口々に言い合ったが、姑が
「先月から、管理費が上がってそれを持っていったときは何でもなかったのに。」と言った時には、首を傾げてしまった。
私たちは檀家ではない。この辺の話はすごく長くなってしまうので書かないが、寺に持っていったお金はお布施ではない、管理費なのだ。
何があったのかは分からないが、何かがあったら何もせず、何も手を打たないなんて・・・。法事の時だけ代行する「ながら住職」の若い人がいるじゃない。その人にも日曜日はあるでしょう。大きな法事の時だけ手伝いに来るその妻がいるでしょう。そんな事を考えながらゴシゴシ磨いていた。珍しく姑の用意した花が派手ではないなとか感じたが、もちろんそんな事は言わない。

 帰りざまに振り向くと、お墓が輝いているように見え、花も可愛く感じてしまった。墓の中にその魂がいるとは思ってはいないが、それでも、喜んでくれているような気がしてしまったのだった。


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「題詠blog2012」に、吉里(きり)と言う名前で参加します。

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